はじめに
Palm-Keyboard は、3Com Palm III や IBM WorkPad 上での文字入力を支援するためのオーバーレイキーボードである。
製品発案の背景
現在全世界で400万台以上の Palm や WorkPad が使用されているが、その殆どが「PC上のデータを
HotSync して持ち歩き、必要な時にブラウズする」という、ブラウジングデバイス的な使われ方である。それが最初からの一貫した
Palm のコンセプトであり、その明確なコンセプトゆえの大ヒットであるが、最近では様々なソフトウェアが
Palm 上で再現されるに至り、徐々に入力デバイスとしての役割が期待されつつある。
しかし、入力デバイスとして見た Palm は、ペン入力というその独自の入力方式から、決して効率の良い入力は期待できない。
そこで、そのギャップを埋めるべく、今回この Palm-Keyboard が発案された。
製品コンセプト
1) Palm の携帯性を損なわないこと
2) 両手で Palm を持った(机に置かない)状態で使用可能なこと
3) Palm 本体の電源を使用しないこと
現在、数社から Palm 用の外付けキーボードが販売されているが、上記コンセプトを満たす商品は存在しない。
イメージ写真(案1)
イメージ写真(案2)
イメージ写真(案3)
動作原理
基本的な動作原理は、Palm のタッチパネル上の文字入力部分(液晶下部)にオーバーレイするようにキーを配置する。それらが指で押されることによりタッチパネルの決まった位置をタップし、その位置情報を専用のドライバソフトウェアが検知し、キーに対応したキャラクタコードに変換してOSに送りこむ。
横から見た全体的な構造は以下のイラストの通りである。
構造図イラスト
商品化に際してのポイント
キートップがかなり小さく、そして間隔も狭いため、押したキー以外にも指が触れてしまう恐れが多分にある。それを防ぐため、キーは「クリッ」という十分なクリック感を備えたものでなければならないであろう。
かづひ & AKIプ
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